マグネシウム合金の加工及び製品の製造・販売
原材料から製品まで「オール低価格」
フジ総業株式会社は、2010年10月より、マグネシウム合金を専門に取り扱う商社として、国内外で積極的に展開しています。お客さまにご提供するマグネシウム合金の原材料などは、中国・山西省の当社現地事務所を通じて中国大手企業から調達するルートと、売買契約を結んでいる韓国鉄鋼大手ポスコから調達するルートを確保しています。どちらも直輸入のため、低価格で安定的にご提供できます。
また、加工が必要な押出しパイプ、押出し型材品、圧延箔などの受注販売も行っています。これらの製品については、新たな技術の開発により、加工時間や製造コストを低減する量産体制が確立しています。加えて、関連会社のフジ精工㈱で一貫生産するため、原材料と同様に低価格でご提供できます。
真似のできない「高度な加工技術」
当社では、地球環境問題への対応に伴う輸送用機器の軽量化ニーズを予測し、10年以上にわたり早期からマグネシウム合金の研究開発を行ってきました。特に、他社との差別化を図るため、加工技術の開発に力を注いできました。
その一つが「連続パイプ曲げ加工」です。
マグネシウム合金の比重は、鉄の約5分の1、アルミニウムの3分の2程度で、軽くて強度も高いですが、硬く折れやすい性質から曲げ加工が困難でした。当社では研究用のベンダー機を用い、様々な工夫をした結果、金型を加熱せず、芯金を使わず、短時間で可能な、連続パイプ曲げ加工に成功しました。現在、アルミパイプとほぼ同じ加工スピードでの量産が可能です。
上記の「連続パイプ曲げ加工」により、全ての部品がマグネシウム合金製の「自動車用シートフレーム」と「車いす用フレーム」の製造にも成功しています。 同フレームは、既存の鉄製フレームに比べて非常に軽く、重量は約1/5です。 パイプがつぶれたり、内部にしわが寄ったりせず、ほぼ真円状態で曲げ加工できるため、既存の鉄製フレームとほぼ同じ構造・強度を実現しています。
もう一つが「マイクロメートルレベルの箔圧延技術」です。 当社では、電磁シールド性能や高い減衰性能を持つ機能材料としても注目しており、「より薄く、より軽く」を目標として、高品質なマグネシウム合金箔を開発しました。今までに非鉄金属の精密スリッター加工で培ったノウハウを活かし、厚さ35マイクロメートルを実現しています。さらに、世界最薄レベルの25マイクロメートルを視野に入れた箔圧延技術も開発しています。
また、当社では、ステンレス製薄肉パイプなどの加工で培ったノウハウを活かし、 マグネシウムの押出しパイプと押出し型材品の量産体性を確立しました。 現在、関連会社のフジ精工㈱袋井工場に導入した加圧能力630トンの押出機によって、マグネシウム合金の押出し成形を行っています。直管型LEDのフレーム及びカバー、暖房用ヒートシンク、車両用フレーム、建材、太陽光発電等の枠、ロボット部品、モーターフレーム、電解用アノードなどの型材、各種パイプ(60Φ以下の丸・角・異径等、60Φ以上は直輸入)などを製造しています。価格は1キログラムあたり1000円で、既存のマグネシウム製パイプの約半額、単位体積当たりの価格に換算すると、アルミニウム製パイプと同程度です。
産業界の「様々な要望に対応」
今後も、軽量化市場は様々な分野で拡大していくと考えられます。特に、電機・自動車産業は、エコカーの燃費を向上させる必要性から、大きな軽量化のニーズを抱えています。こうしたメーカーに対して、マグネシウム合金の軽量化材としての優位性と、それを活かすことができる高度な加工技術を積極的にPRしていきたいと考えています。
現在、大手照明機器メーカーや福祉関連機器メーカーからの引き合いもいただいており、数点の試作品を製作しています。また、音響機器(スピーカー)や、今後さらに需要が伸びると思われる、リチウムイオン電池への応用も可能だと考えています。その他にも業種を問わず、軽量化ニーズが考えられる分野において、鉄やステンレス、アルミニウム製品からの置き換え需要を見込でいます。
当社は、強みである「海外企業との直接取引」と「独自の高度な加工技術」を合わせ、「オール軽量化・オール低価格」をキャッチフレーズに、既存の加工事業に次ぐ、経営の柱としてマグネシウム合金事業を育成していきます。
- 会社名
- フジ総業株式会社
- 代表者名
- 酒井 慶二郎
- 所在地
- 〒430-0926 静岡県浜松市中区砂山町328-11 スルガビル4階3号
- 電話
- 053-455-7511
- FAX
- 053-455-7512
- 従業員数
- 5名
- 資本金
- 3000万円
- URL
- http://fujisogyo.jp/









